呪い(≒魔法)にかけられて

めた・りっく

2011年03月20日 18:00



「ホント、この素晴らしいクラスに出会えたことで、

先生は、先生を辞めずに、

これからもずっと先生を続けていくことを決心できました。

そういう意味で、君たちは、先生の恩人です。

改めて言うのは恥ずかしいけど、どうもありがとう。

先生は、君たちの事を忘れません。

また、君たちにも、先生のことを忘れて欲しくありません。

覚えていて欲しい。

だから、先生は、君たちに、呪いをかけました。

君たちは、テレビや映画館で竹内結子を見かけたとき、

先生のことを思い出す。

そして、エビを見たら、先生を思い出す。

君たちが二十歳になったとき、エビを見かける。

そのとき『あっ、そういえば!同窓会しなくちゃ』と、必ず思う。

そういう呪いです。

普段、先生が、『エビ嫌い』と言っていたのは、

好き嫌いを言っていたわけではありません。

実は呪いの言葉だったのです!!」







先生、きっと、竹内結子の大ファンなんだろーな…。







それにしても!

卒業時にいい先生にあたったもんだ。

親たちも見守る中、

まるで金八先生のような台詞を、てらいもなく口にし、

子供たちに深々と頭を下げた。

かっこいい、と思った。





いい先生に会えて、いい友達にもたくさん巡り合って、

うちの2号は幸せだなぁ。

自分のことはまるっきり忘れて人の世話を焼くお人よし。

その分、この子には、誰よりもたくさんの幸せが訪れて欲しい。

神様、見てますか~??





卒業式ではいろんな感動の涙をいっぱい流してしまった。
















おまけに、先生の呪いもかけられてしまった。



今日の現場のおすし屋さんでエビを見かけ、

不覚にも、

さっそく先生のことを思い出してしまったんだ…。






 家族を大切に!

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